こんにちは、軽井沢現代美術館です。
朝夕の冷え込みも日毎増し、ここ軽井沢の山々や街中は今紅葉の見頃を迎えております。
今年の春、開館しました折に皆様に一つ、大きなお知らせをいたしました。
軽井沢現代美術館は2025年秋9月23日に完全閉館いたします。
2008年夏に開館して以来今年で16年…。
本当に多くのお客様にご来館いただきました。国内のみならず海外からもお出かけ頂き、軽井沢へおいでになる際は度々立ち寄ってくださる大切なお客様もいらっしゃいました。スタッフ一同心より感謝を申し上げます。
2024年今期は、初めてご来館頂いたお客様はもとより、当館に慣れ親しんで下さった皆様への感謝の気持ちと、来期で完結する美術館への思いを込め、展示をいたしました。
創設者・谷川憲正が30年に亘り、その審美眼で収集したコレクションの全体像をご覧いただきました。
2階企画展示室では、「海を渡った画家たち‐初期のコレクションより‐」と題し、藤田嗣治を筆頭に堂本尚郎、今井俊満、菅井汲ら美術館のコンセプトになった初期のコレクションに焦点を当てました。
画廊が運営する当館は、ギャラリーも見どころのひとつとしています。
ピカソ、ビュッフェ、シャガールなどのリトグラフポスター。
当館で毎年イベントも開催する蟹江杏のキャンバス作品。
現在進行形で活躍を続ける奈良美智、村上隆らのアートポスターやオフセットポスター、シルクスクリーン作品も大変好評をいただいています。
作品を購入しお持ち帰りいただくことも可能です。アートをぜひ日常でもお楽しみください。
美術館を一通り巡った後の締めくくりは、やはりミュージアムショップでしょうか。
定番の草間彌生グッズをはじめ、当館オリジナルグッズや稀少なハンドメイドアクセサリーなど、こだわりのアートグッズ。
見て楽しい、使って嬉しいをお客様に提供いたします。
2024年度の会期もあとわずかとなりましたが、来期へのプロローグとなる今期の展示をぜひお見逃しなく!
エピローグとなる来期はまた、引き続き特別な思いを込めて開館いたしますのでどうぞお楽しみに!