8月5日、第4回 軽井沢現代美術館緑蔭寄席「柳家さん喬独演会」が行われました。
今年も、ご協力いただいた皆様のご助力により、また、たくさんのお客様にご来場いただき、盛況のうちに開催することができました。皆様、大変ありがとうございました。
わたしたちスタッフも、交替で話を聴くことができました。
師匠が締めのネタに選ばれたのは、夏らしく、怪談の「死神」でした。
金もなく、なにかにつけうまくいかない主人公の前に、死神が現れ
「おまえ、医者になれ」と告げます。そして主人公に、
病人の足元に座った死神を追い払う方法を教えます。
ただし、死神が枕元にいたら手をだしちゃいけない。
その場合は病人は助からないからあきらめろ、という注意つきで…。
その方法を使ってつぎつぎに病人を治し、金を稼ぐ主人公。
しかしあるとき、謝礼をはずまれ、どうしてもと懇願され、
主人公は枕元に座った死神を追い払ってしまいます…。
死神を追い払う呪文を唱えるところ、また、
枕元に座った死神がつい居眠りをしてしまうところ、
師匠の顔や声がおかしく、思わず笑ってしまいました。
幸い皆様にもご好評いただき、
すばらしい夏の一夜となりました。
どうもありがとうございました。
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