こんにちは、軽井沢現代美術館です。
2021年8月11日(水)と12日(木)に毎年ご好評をいただいている「蟹江杏
公開制作―版画作品が出来上がるまで―」が行われました。
今年も新型コロナウイルス感染防止対策を実施しながらの開催となりました。
この公開制作では、版画家・蟹江杏さんが普段アトリエで行う制作過程を間近でご覧いただけます。
またオリジナル作品をオーダーすることもできるのが特徴です。
今年も杏さんにお会いできることを待ち望んでいたお客様が、心を弾ませてご来館下さいました。
ご家族連れのお客様とお話ししながら制作する杏さん。
動物園がお好きな息子さんとゾウガメを描いた生き生きとした作品が出来上がりました。
このようにお客様自らの体験談や思い出が、滑らかな曲線と豊かな色彩で描かれていきます。
杏さんの制作会場は、毎年あたたかい雰囲気に包まれます。
「私は杏ちゃんだよ、あなたのお名前は?」と聞かれた小さな可愛らしいお子様が、少し恥ずかしそうにニコニコした表情で答える微笑ましい交流もありました。
杏さんの作業する姿に目を輝かせながら見つめるお子様、制作中も杏さんとの会話に花を咲かせるお客様、自然と素敵な笑顔があふれていました。
今年も新型コロナウイルス感染拡大により自粛制限が伴う中、この公開制作はご来館下さった皆様にひとときの元気とやすらぎを感じていただけたのではないでしょうか。
蟹江杏さん、atelierANZの皆様、そしてご参加くださった皆様にスタッフ一同感謝申し上げます。
当館では引き続き蟹江杏さんの作品や書籍、グッズを販売しております。
軽井沢現代美術館限定の作品のご用意もありますので、ぜひこの機会にご来館下さいませ。
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