2019年5月13日月曜日

2019年度も開館いたしました!


こんにちは、軽井沢現代美術館です。
今期も426日に開館いたしました。

2019年は3月初めの降雪のため心配しておりましたが、
開館に合わせるように桜が咲き、とても良いスタートとなりました。
また開館直後よりゴールデンウィークにかけて、
多くのお客様にご来館いただき、スタッフ一同感謝しております。


さて、今期の軽井沢現代美術館のご紹介をいたします。
1階常設展示室では「海を渡った画家たち」として草間彌生や奈良美智を中心に、海外でも高い評価を得ている日本人アーティストの作品を展示しております。


躍動感を感じさせる白髪一雄の作品や


繊細さとダイナミックさの共存する川俣正、
絵本でおなじみの元永定正など、


70点以上の個性豊かな作品に、
様々な楽しみ方を見出していただけるのではないでしょうか。

また今期は名和晃平の注目の新作立体作品8点と平面作品をご覧いただけます。



暗い部屋に浮かび上がるなめらかな質感の美しい赤いベルベット製の作品には、名和晃平がこれまでに制作してきたシリーズのみならず、私たちのよく知るモチーフも含まれています。


そして今注目の若手作家、ロッカクアヤコの特集展示「ロッカクアヤコ-COLORFUL WORLD-」では、自由で奔放なタッチによって描かれる、画面から溢れ出しそうなほどの色の世界をご堪能ください。

2階企画展示室では「もの派の作家たち-関根伸夫を中心に-」も開催しております。
素材そのものを作品へと昇華させる「もの派」の美術運動を、1960年代の関根伸夫の活動を出発点として特集するこちらの展示。


作品が語りかけてくるのは常に問いであり、その答えは無限に広がっています。
作品と自分自身との対話が、新たな気づきをもたらすこともあるでしょう。



2階ギャラリーでは、オフィスにぴったりの作品からご自宅を彩る小作品まで、様々なラインナップをご紹介いたします。


今期は版画家・蟹江杏のコーナーをご用意しております。
ドライポイントによる細やかな線描と柔らかな手彩色の施された作品は、そばに置いておきたくなるものばかりです。
また軽井沢現代美術館限定の作品もございますので、ぜひご注目ください。

そしてギャラリー奥では今田淳子の特集も開催中です。


作家自身の妊娠、出産、子育ての経験から生み出された作品は、
子供のような無邪気さとそれを包み込むような柔らかさを持っています。


他にもブラックやシャガールのアートポスター、


小池正典のオブジェなどもご用意しております。

最後になりましたが、2019年は1124()まで開館をいたします。
開館情報はTwitterでもお知らせいたしますので、こちらもご覧いただければと思います。


ゴールデンウィークも終わり、
落ち着いた軽井沢に緑の鮮やかな季節がやってまいりました。
軽井沢にお越しの際には、ぜひ軽井沢現代美術館にお立ち寄りください。

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