こんにちは、軽井沢現代美術館です。
当館は11月23日(木)をもちまして、2023年度の会期を終了いたしました。
今年はコロナウイルス感染症の影響も落ち着き、昨年と比べご来館の皆様にはリラックスして館内の時間を楽しんでいただけたように思います。無事今年度もこの日を迎えることができましたことを心より感謝しております。
今期、1階展示室では「境界」をキーワードに常設展「海を渡った画家たち」を開催。
今井俊満や堂本尚郎、草間彌生をはじめとした、戦後まもない困難な時代に活躍の場を広げた作家から、名和晃平、ロッカクアヤコなど、先進的な素材や技法を用いた現代作家たちの作品を展示。
さらに今期は同展示室にて特集展示「倉俣史朗展 カイエ」を開催。
当時インテリアに使われることのなかった素材を積極的に取り入れた倉俣氏の作品群は、今現在も唯一無二の存在感を発揮しており、来場者の方々には制作において氏のこだわりが伝わる繊細な造りを間近でご堪能いただけたことと思います。
2階企画展示室では津上みゆき「View‐時の景」を開催。
ご来館されたお客様の中には、当企画展を求めて遠方よりお越しいただいた方もたくさんおられました。
目の前に立つと自分が風景に吸い込まれてしまいそうな大迫力の作品から、まるで小窓から景色を望むような細やかかつ大胆な筆遣いの作品まで。ご鑑賞いただいた皆様には、記憶の中で思い出される風景があったのではないでしょうか。
2024年度は例年通り4月下旬開館の予定ですが、決定次第当館公式ホームページにてお知らせいたします。
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